他人が踏み固めた道の上では、もう物足りない
Rafting のインラインドホイールは、濁流、滝、泥炭地と、
その路面を選ばない。
いや、むしろ他者の追随を拒み、誰も通ったことのない道、
駆け抜ける必要のない場所を目指すかのように、
スケート自らがその行く先を決めてゆく。
大自然には、人の定めたルールなど存在しない。
そこにあるのは、危険の潜む道と、危険を承知で通りぬけようとする意思。
人々がスピードに魅了されるように、
私は激流を滑り降りることに惹かれてゆく。
水上さえも、絶好のスケーティングフィールド
力強く踏み込んだエッジは、泥水をいともたやすく切り裂き、
さざ波となって左右に飛び散らせてゆく。
重力に屈し水面下に沈もうとする右足を、
踏み込んだ左足が鮮やかに救い出す。
そして左足がその姿を水の中へと消し去ろうとするや否や、
今度は右足が水しぶきと共に左足を引き上げる。
単純だがしかし奥の深いこの動作こそが、
私をはるか彼方の川岸へといざなうことができる。
誰にでも出来ることではない。Rafting-117があるからこそ可能なのだ。
水上を疾走する爽快感。こればかりは、
インラインスケートでないと味わうことのできない感覚。
Rafting-117が目指したのは、そう、Rafting-117 でしか実現できない、
この爽快感。
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